檮原の冬は高知とは言えない寒さです。
まだかみこやの暖房は灯油のファンヒーターと湯たんぽですが、自宅は築150年以上の古民家なので断熱材も入っていないし、あちこちの隙間風。薪ストーブのパワーが必要です。
心地よい暖かさと火を炊く楽しさもあり、料理もできます。シー君も大好き。
薪作りはちょっと大変ですが、今しばらくは建築廃材のストックで。
薪割りもスポーツのようで気分転換には最適。木をよく見て角度を決めて、気持ちを集中させ、パカーン・・・。
軒下にたくさん薪を積み上げた時のリッチな気分は最高です。
この薪、楮や三椏を蒸す時、原料を似るときなど、紙漉の仕事にも使います。
お風呂も春~秋には太陽熱温水器で暖めたお湯が出ますが、冬は灯油か薪で沸かします。なぜか薪で沸かすと芯から温まるような気がします。この違いはなんだろう?
灯油はとてもありがたいけれど、自分で作る薪の燃料は一味も二味もちがうのは間違いないようです。